落款印

落款印とは「落成款識(らくせいかんし)」の略で、書画などが完成した際に筆者が署名・捺印すること。「款」は陰刻、「識」は陽刻の銘を示します。
作品に落款印を捺すのは、自己の真実を尽くした責任の証明と作品を引き立たせる役割があります。

<落款印を押す場所>

姓名印(せいめいいん)(落款印)
作品の左、署名の下に押すはんこ。
正方形のものが多く、一般的には雅号印と同じ大きさ。
白文のものが正式。

雅号印(がごういん)(落款印)
姓名印の下に押すはんこ。
正方形のものが多く、一般的には姓名印と同じ大きさ。
内容は雅号または下の名前。朱文のものが正式。

押脚印(おうきゃくいん)又は、遊印
作品の境界を示すために右下に押すはんこ。
正方形のものが多く、内容は好きな成語(座右の銘など)を用いる。
(飾りのようなものなので、正式な書画にはあまり使われない)

引首印(いんしゅいん) 又は、関防印/冠冒印(かんぼういん)
作品の右肩に押す、作品の始まりを示すはんこ。
縦型の長方形のものが多く、姓名印・雅号印より小さめ。
内容は成語や屋号・店名を入れる。

引首印に関するご注意
※全て別途見積もりとなります。
※印材に柘を選ぶことは出来ません。
※お作りするサイズによって使用する石の種類が異なる場合があります。


<朱文と白文>

文字が朱で表れる印を朱文、文字が白抜きになるのが白文です。
いずれのサイズ、印材でも朱文・白文をお選びいただけます。
小さいサイズは朱文をお勧めします。

※落款印は専用書体で、味がある反面、通常の字形とは異なったものが多数あります。
ご希望により篆書体に変更することが出来ます。

落款印の大きさの目安(単位:ミリ)

紙サイズ\落款印サイズ 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
全紙690×1350
半切340×1350
全壊紙360×480
半壊紙240×360
色紙242×272
寸松庵色紙136×121
短冊(並幅)364×60
葉書148×100
名刺91×55

※作品の文字数が少ない場合は大きめ。多い場合は小さめのサイズが良いようです。
※この表はあくまでも目安です。作品の雰囲気に合わせてお考えください。


<側款について>

手彫り落款印の側面に彫刻されるもの。彫刻した日付『干支』や彫刻者名が彫られることが多い。(まれに詩などが彫刻されることもある)
通常は印材の左側(印面に向かって右側)に彫刻される。右手で押印する場合、目印になって便利です。
干支(かんし、えと。十「干」と十二「支」より)とは、十干と十二支を組み合わせた60を周期(1周で還暦)とする数詞。暦を始めとして、時間、方位などに用いられる。

十干 :甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
十二支:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥


価 格 表

以下に掲載しているサイズ以外をご用命の方はお尋ねください。別途見積もりいたします。

納期について(土・日・祝を除く営業日数)
サイズ 柘(機械彫) 遼凍石(機械彫) 遼凍石(手彫り)
21ミリまで 約3営業日後 約5営業日後
(約1週間)
約5営業日後
(約1週間)
21ミリ以上 調整後確認 調整後確認 調整後確認
※ 引首印の納期については、調整後のご連絡となります。

落款印専用ケース

小(10mm,12mm) : 432円(税込)
中(15mm,18mm) : 756円(税込)
大(20mm) : 1,080円(税込)

※ 引首印のケースについては、メーカー確認後のご連絡となります。
※ 21ミリ以上のケースについては、メーカー確認後のご連絡となります。

ページ更新日:190212